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マッチングアプリに手を出したオタクが初マッチでアムウェイに勧誘された話

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タイトルでお腹いっぱい感もありますが、注意喚起も兼ねて体験談を書こうと思います。

この前、消費者庁でも注意喚起されていましたね。

こういう内容を書くときは、無駄な事を書き過ぎて、たいてい長くなってしまうので、人生で35番目くらいに無駄な時間を過ごしたいときに読んでもらえると助かります。

コンテンツ

マッチングアプリをガチ(当社比)運用してみる

社会人2年目となり

  • 周りが結婚し始める
  • 新しいコミュニティで彼女はいないのかと聞かれる(ことが増える)
  • お金と時間に(多少の)余裕ができる

という変化が起きたので、マッチングアプリを始めてみました。

マッチングアプリ自体は大学時代からやっていたのですが、プライドが邪魔して、数日で放棄することがほとんどでした。

そんな中、周囲で「出会えた実績」を聞いたことで思い立ってしまい、一度ガチで運用してみることを決意しました。

写真もプロフィールもガチ、女性へのアプローチ(いいね的なやつ)も現実的なラインをおさえた高望みをしないアプローチ。

すると見事、何人かとマッチングしました。

このマッチングアプリの顛末は「オタクがマッチングアプリを一か月ガチってみた」という記事でも書いてみようかと思います。(書くとは言ってない)

初マッチ&トークのKさん

何人かとマッチしたはいいものの、「マッチしました!トークしてみましょう!」の表記にビビって、1日くらい放置しました。オタクの矜持。

「いやいやここで止まっては、進むものも進まない」と考え直し、時間差で「マッチありがとうございます」的な当り障りのないところからスタートしました。

ほとんどから返事が来ませんでした(世知辛すぎ)が、放置したにも関わらず、返答をくれたのがKさんでした。

ちなみに、写真は笑顔が素敵な方で、笑った顔が好きな僕はすぐに恋に落ちました※

※小中からの友人にその人の写真を見せたら、当時の自分が好きだった人と見た目が似ているとのこと
「なるほど?」と思ってしまいました
ほんとキレそう

フットサルしようぜ!LINE交換しようぜ!(アクセル全開)

お互いのプロフィールを参考にしながら、会話をスタートさせると、

  • 体動かすの好きなんですか?→好きです
  • フットサルをやってるコミュニティがあるんですけど一緒にどうですか?→いいですね!
  • ではこの日の中で来れる日ありますか?→〇〇なら行けます!
  • では、〇〇にフットサルやりましょう〜!ついでに待ち合わせ用にライン交換しませんか?→いいですよー

(え、もう行くこと確定するんこれ?ライン交換ってこんな早い段階でするもんなん?イマドキ女子ってこんなもんなん?怖っ)という感じで、気付いたらラインを交換していました

「どう考えても早すぎやろ!」って思いつつも、「まあラッキーだったんかな〜」と軽く思っていました(恋はなんたら)

フットサルへ

そんなこんなで、フットサルへ行くことに…

フットサルの日までに「楽しみですね〜✨」※とかライン来て勝手に興奮していました(童貞ムーブ)

※この✨の絵文字は、マルチ勧誘する女子が使いがちだそうです。(ほんと〜?キレそう〜!)

フットサルには電車で40分ほどかけて向かい、駅前で待ち合わせ。写真詐欺もなく、雰囲気もかわいらしくて恋に落ちました。適当に話しながらフットサル場へ。

着替えて受付をし(1000円)、同じコミュニティらしい他の参加者に絡まれながら「あぁ、はい、初めて来ました」「ですよね〜」「たしかに〜」とか適当に会話していたら、どんどんと人が集まってきました。

最終的には30人くらいはいたと思います。(へぇ〜社会人サークルってこんな感じなんだ〜)と思いながらフットサルを楽しみました。

体力だけは自信があったので、運動できるアピールをして少し気持ちよくなりつつ、久々のダッシュ運動で足をつりかけました。

打ち上げ…?

そんなこんなで、フットサルはなんだかんだ普通※に終わり、打ち上げに誘われました。

※大学時代にフットサル経由で宗教勧誘されたことがあったのですが、その時は「今日のテーマは感謝です!今日もフットサルできることに感謝!」と、フットサルの時点でやばい雰囲気だったので、今回はそんな雰囲気もなく油断していました。

(打ち上げ?なんかお店とかでも行くんかな?でも時間も遅いよなー?)と思ってると、コンビニ弁当を買って適当に食べるとのこと。

宗教勧誘のことをおぼろげに思い出しながら、(河原で夢でも語るんか?)と謎に思っていると、メンバーのシェアハウスで食べるということがわかりました。

フットサル場を後にして、シェアハウスへ向かいますが、気づいたらマッチしたKさんとははぐれていて、同じチームだったFさん(男性)とサシでオタクトークに花を咲かせてました。(そういうところだぞオタク、ゼロ魔とか懐かしすぎんだろおい(遅咲きの4期リアタイ勢))

近くのスーパーで弁当を買って、いざシェアハウスへ。

4人で暮らしてるシェアハウスに行くにしては、フットサルで見かけた人がスーパーにめちゃめちゃいたような気がしたけど気のせいか…

シェアハウス!

シェアハウスに行くと15人以上の人間がいました(は?)。ここらへんで少し怪しさを感じながらも、(まあ、毎回フットサル開催こどに店とか行ってたら高くなるし、こういうノリなんかな〜)くらいにしか考えていませんでした。

テーブルに案内されると、同じテーブルにKさんが来て少しテンションが上がりましたが、人は増え、気づいたら6人くらいのテーブルになっていました。

テーブル当たりの人数は多かったものの、珍しい(?)初参加メンバーだった私は質問攻めにあい、警戒心を忘れずに真実を伏せながら答えました。

嘘です。会話の主役が気持ち良くて、居住地、勤務先(企業名)、業務内容まで言いました()

まあそんなこんなで話していると、このシェアハウスの住人を名乗るフットサルにはいなかったメンバー、Mさん(男)が現れました。

MさんはFさんの師匠的存在らしく(怪しい)、遊んでばかりいて(怪しい)、会社のリストラの波が来ても笑って過ごし(怪しい)、明日から招待された旅行(怪しい)で沖縄へ行って遊ぶそうです(怪しい)。

そんなMさんが、私の業務内容と目指すところを聞いたあと、「好きなことをするために、働かなくてもお金が入る仕組みがある」と話し始めます。

聞いたときは「はぇ〜(まあどうせ投資とかだろ)」って思っていましたが、そこではそんなのがあるよ程度で終わり、特に深入りすることもなく終わりました。

そのあと、Mさんと謎の地元トークで盛り上がってしまい※、気付くと終電まであと数十分に。

※気づきましたか?なんとここまで男としか話が盛り上がっていない!

あ、じゃあ帰りますね。となったのですが、この時点で自分以外誰一人帰ろうとしていなかったのが謎すぎでした。こいつらどこ住んどんねん。

このときは(まあ、みんなこの辺近いんかな〜)くらいに思いこんで思っていました。

私、気になります!

そんなこんなで帰路につきます。Kさんが最寄り駅まで送ってくれました。

すると道中

Kさん「Mさんが話してた、お金ができる仕組み、気になりませんか!私も気になるので、一緒に今度聞いてみませんか?」

僕(は?あ、そういうこと?)

僕(これは、いわゆるABCと呼ばれる勧誘手法ですね。(A:詳しい人、B:誘った人、C:誘われた人)。)

僕(親しくない知り合いから急に連絡が来て、「〇〇に興味ない?詳しい先輩いるから今度紹介するよ!」ってやつですね。(メガネクイッ))

僕(これは怪しい。ここはしっかり断らなくては…)

…..

僕「うん!おっけー!」(ローラ)

女の子が可愛く笑顔で誘ってきたので即OKしてしまいました。

そんなこんなで次回の約束※()を取り付けて解散しました。

※マッチングアプリでは食事の回数を重ね、大体3回目くらいまでいったら付き合い始めるらしい(早すぎだろ)(すぐ別れそう)(童貞にありがちな、付き合うハードル激高マン)

女の子が改札越しに見えなくなるまで手を降ってくれて可愛かったです(感覚麻痺)

帰宅、疑念、調査

家に帰り、ふと「やっぱあれってマルチ的な勧誘だよな…?」「ってことはこの恋心も偽物…?」「いやあの子に限ってそんなはずは…」とモヤモヤ考えていると、寝られなくなりました。怖いですね。

ベットの中で気になりすぎて、「フットサル 勧誘」で調べていると「アムウェイ」がヒットしました。アムウェイ自体は聞いたことがあったので、「あーあれね」って感じでしたが、調べれば調べるほどアムウェイを筆頭とするマルチ勧誘に特徴が一致していって、逆にニヤニヤしてしまいました(逆進研ゼミ)(普通に深入りしすぎてほぼ徹夜した)

そんなこんなで、(そちらがそう来るならこちらもある程度の知識をつけよう)と思い、仕組みとやらを教えてもらうXデーまでに、自分なりに調べることにしました。

後でまとめていますが、正直Kさんよりは詳しくなった自信があります。(ガチめに自信ある)

調べながらも、裏ではKさんに、

  • 「Kさんは、これまでにMさんから話とか聞いたことあるんですか?」
    (勧誘目的であれば、Kさんはすでにある程度仕組みを聞いているはずである。それであればあたかも「私もまだ知らないので一緒に聞きましょう」というスタンスはおかしい)
  • 「自分も調べてみたのですが、もの売る系とか投資系とか色々あってわからないですね笑」
    (「もの売る系」でアムウェイ引っかかってこい)

とかカマをかけていたのですが、特に手応えはなく、「違うのか…?」と疑心暗鬼になっていました。

事業家集団「環境」

実は本題とは関係ないのですが、こんなことも調べていました。それが見出しの事業家集団です。

きっかけ下記動画の下記コメントでした。

ラムダ技術部たまに見るくらいにはすき

ワードで検索すると色々と記事が出てきますが、要は意識高い系を装って、「お前にも教えてやるから俺らのコミュニティーに入れ」と誘い、逃げられない環境(物理)に閉じ込め、指導料・自己研鑽代として金をむしり取るそうです。

自分が見た記事では、「月15万搾取」とかあって、笑っちゃいました。そんなことしたら自分の場合は趣味が何もできなくなるので、どちらにせよ入ってなかったですね。金がかかる趣味持っておいて良かった〜(適当)

ただ、この記事で見た”逃げられない環境”が「シェアハウス」だったこと。
そして、アムウェイを想定していた「カマ」に引っかかってこないKさん。

これらの事実から、実は「事業家集団環境」か…?と疑ったりもしていました。こちらだと「初回ではそんなに勧誘せず、段々と親交を深めてから一気に落とす」ということらしかったので、Xデーである初回でどこまで本質に迫れるか少しワクワクしていました。

この情報を見てからは、「アムウェイより怖ぇ〜」と、ちょっと期待と恐怖の入り混じった高まりを感じていました。(は?)

シェアーハウス第二期

個人的な興味に基づく調査も行い、「ついにこの日が来たな…」と謎の高まりとともに当日を迎えました。(日中は普通に働きました)

終業し、念の為の対策で、財布を表財布(ポイントカードと一万円札だけ)と裏財布(個人情報系(免許とか)と余りのお金)に分けておきました()

あと、「やる気のある意識高い系」感を出すために、メモを取るためのiPadを持っていきました。

今日は沖縄に行っていて、夜帰ってくるというMさん(師匠的な人)と、前回とは違うシェアハウスで21時に待ち合わせします。(遅すぎだろ、社会人舐めんな、どんだけシェアハウスあんねん)

駅でKさんと合流してからシェアハウスへ。シェアハウスへ入るとMさんはおらず、とりあえず二人で待つことに。Kさんがお手洗いに行っている隙に、部屋を目で物色し、怪しいものがないか探りますが、特にめぼしいものは見当たりませんでした。強いて言うならエアコンが埃っぽくて汚い。

前置きが長すぎるんじゃ〜(ノブ)

そんなこんなで待っていると、Mさんが帰宅したので、「さっきまで沖縄に行っていたんですよね!?お忙しい所ありがとうございます!(こんなに遅くに呼んどいて遅刻してんじゃねーよ)」と適当に尊敬してる感を出しておきました。

3人が集まり、Mさんが語り始めますが、沖縄旅行の自慢ばかり。今思うと、これも「こんな生活への憧れ」をさせるための演出なんでしょうね。招待旅行でハイアットに泊まったらしいです。いいホテルとかそんなに興味がなかったので、(ふーん良かったね)って感じでした。

そして散々自慢話をしたあと、「そろそろ本題に入らなくちゃね。で、なんだっけ?仕組み?」と言うので、「前置きはいいから早く話せよ(そうです!)」と元気いっぱいに答えました。

「K、なんか紙ある?」とMさんがルーズリーフをもらい、なにか書き始めます。「iPadありますよ」と軽くマウントジャブを打とうかとも思いましたが、この形だとMさんに物質(ものじち)にされる可能性があるのでやめました()

何もしなくてもお金が入る仕組み(笑)

ようやく説明が始まります。と思いきや、Mさんは徐ろに家と川のイラストを描きます。(うわぁ〜)と思っていると、「この家は君の家で、生きるために毎日水を汲みに行かなくてはなりません」と言い始めます(うわぁ〜)。

「ところで、なにか夢とかある?」と聞かれたので、適当に「地震予知(修士論文研究テーマ)」と答えました。

狙い通り、「へ、へぇー。俺そういうのよくわからないけどそうなんだ…」と、相手を困惑させることに成功したので、満足しました。

「他になにかない?」と聞かれたので、「そうですね〜宇宙旅行とかですかねー」と答えると、さっきよりは相手が嬉しそうでした(当社比)。

「では、ここにその夢が実現できる島があるとしたら、行きたいよね?」と言うので、「はい!(適当)」と答えました。

「その島はここにあるんだけど、ここに行くとその間水が汲めなくなるから、生活ができなくなります。」「だから、行くにはお金がいるし、行けても1週間くらいだよね?」

「はぁ、まあそうですね…(何言ってんだこいつ)」

「でも、もしも水を自動で入手できる仕組みがあれば、ずっと島にいられるよね?」

「ですね…?」

(地震予知も宇宙旅行もお金で解決する話じゃないんだよなあ)という思いは抑えておきました。

やっぱり物事は一度極端な例(今回で言えばお金だけでは解決できない夢)を考えると、本当に普遍的な事実なのかがわかりやすくなりますね。高校で「sin cosがどちらかわからなくなったときは、極端な三角形(鋭角=5度とか)で考えろ」という数学教師の言葉を思い出しました。

そんなことを考えてると、「で、僕はここにそのため(水が自動で入ってくるため)の穴をほったんだよね」とMさんが締めに入っていました。

(穴?井戸のこと?川の横に穴を掘ったとしても、家に水が自動で流れてくるということにはならないが…)

正体表したね(期待外れ)

「現代では、この川がお金の流れだよね。じゃあそうしたときの穴に当たるのって何だと思う?」

長く、そして的を得ない例え話が終わり、ようやく本題です。「カーシェアを借りに行って、車に着いてから専用会員カードを忘れたことに気づいて家に戻るとき(実話)」並に無駄な時間を過ごしました。

「やっと来たか」と思いながら、「不動産、株」とか適当に答えたら、想定回答だったらしく「そうだよねー。でもこのあたりは原資がないとできないよね」と言っていました。

(不動産投資は、利益が返済額を上回る想定でするので、元手なくてもローンで始められるんですけどね、初見さん)と思いながらも、「そうですね〜(はよ本題言えや)」と答えました。

「でね、原資がなくてもできるもう一つの方法があってね…」

(やっとだ…株・不動産でないなら、何で来る…?事業化集団「環境」系だと、やはりここもはぐらかされるのか…?)

ここまでもったいぶられていたこと、またシェアハウスに誘われたこと、事業化集団「環境」がちらついていたこともあったので、何で来るか、わりと期待してしまっていました。

シャッ(下線を引く音)

「『アムウェイ』なんだよね」

??

???

は?????

ここまでもったいぶっといてアムウェイ?

ふざけんなよ

対戦ありがとうございました(消化試合)

そこからアムウェイの説明が始まりました。

「アムウェイのわかりやすい動画があるからまずは見てもらえるかな?」

→アムウェイの歴史(創業者とか)や規模感(アメリカにある工場とか)をひたすら説明する動画

(○すぞ〜。もともと幻滅してるのに、これ以上「企業紹介(笑)」みたいな動画流さないでくれ。早くマルチの方法教えろよ。)

人生で最も無駄な12分※を過ごしたい方はどうぞ。

※てかこれよく見なくてもロングverで、ショートverもあるやんけ。○すぞ。こちとら明日仕事なんだよ。

見てる間、Kさんが「へ〜」「すごい〜」とか言ってて草でした。お前これ初めて見る動画じゃないやろ。

ABC勧誘において、B(Kさん)はC(俺)にしてほしい反応をするのが良いそうです。ちゃんと実践できていますね。感心感心(適当)

動画によると、アムウェイは東北の震災で「アムウェイなんちゃら」という仮設住宅を作ったそうです。まあ支援するのは偉いけど、支援にかこつけて、ガッツリ広告に金かけてて草※

※「アムウェイは広告にお金をかけないから、いい商品を安く提供できている」という設定らしい。ちなみに多くの商品がOEM(他のメーカーの商品のラベルをAmwayに張り変えるだけのやつ)らしい

地獄のような動画を見終わると、ようやくアムウェイで稼ぐ仕組みの説明が始まりました。

アムウェイで稼ぐ仕組み(要約)

①アムウェイでものを買うとポイントが貯まります。そのポイントを一定以上貯めると還元があります。

②自分が勧誘した人がアムウェイに登録すると、その人と会員上、親子の関係になります。

③親は子以下(孫とかも含む)すべての人が購入した合計金額に基づいて、還元を受けられます。

ということで、
勧誘して子を増やすとともに、子も孫を勧誘してくれると、どんどん還元分が増えていく
という感じらしいです。※

※アムウェイにめっちゃ詳しくなっているので、厳密にはまあまあ違うことを言っているのも知っていますが、大まかな形式は伝わるでしょ

聞いていて、「まんまねずみ講やんけ」と思いました ※実は違う

もっと言わせてもらうと、稼げるようになるには勧誘をめちゃくちゃやる必要があると思うんですが、こんな入る気ゼロの冷やかしマン一人のために、二人も人員を出すような稼働をかけているようじゃ、底が知れますね。

裸の王者の余裕

ひとしきり具体例も交えながら説明を終えると、商品の紹介などもし始めました。

一応、アムウェイの売りとしては「商品もいい!」ということらしいです。

正直そのあたりの実態も後で説明するとして(有識者風)、ここではどんな感じの勧誘だったかを紹介します。

結果から言うと、執拗な勧誘はされませんでした。

ふーん

「アムウェイの良さ」「仕組みを理解すれば稼げるようになること」「自分はお金に困らない生活を送れていること」は詳しく説明されましたが、

勧誘自体は「まあ興味あったら色々教えるし、じっくり考えてみてよ」くらいのノリでその日は終わりました。

冷めた僕は、それ以上のやり取りは行わずに終わりました。

一応、完全に切るためにKさんには怒りの長文ライン(なぜAmwayでは儲からないのかをつらつらと書いた文章)を送りました。

DAIGO(メ)によると、女は具体的なアドバイスじゃなくて共感しか求めないらしい(フェミニストに殺されそう)※メ:メンタリスト

突っ込みどころ、思ったこと

①勧誘時、「むしろ、『めっちゃやりたい!』みたいな人のほうが困るんだよね〜」とも言っていて、(確かに子が孫を勧誘するのも手伝わないといけないし、下手にやばいやつに入られるよりは厳選したほうが最終的には稼げるんかな〜)と思いました

………より稼働※かかってて草

※新社会人、「稼働」という言葉使いがち

多分、フットサルコミュニティ全体が、一つのアムウェイコミュニティだし、チームプレーで少しずつ適正のありそうなメンバーを増やしてるんでしょうね。

②なんか「お金にも困ってないから、無理に入ってもらわなくても俺はぜんぜん大丈夫だし」みたいなことも言っていましたが、、、

それなら来客に対して茶すら出ないのはおかしいよなあ?てか、金あるならKに金渡してやれよ。Kはサービス規約に違反した行為で勧誘するくらいには金に困ってるっぽいですよ笑。なんかTinderにもいたらしいし笑。あと、空気清浄機はアムウェイのいいやつ使ってるらしいけど、その前にエアコン買い替えたほうがいいですよ。あ、アムウェイにはエアコンの取り扱い無いのか〜笑(高速詠唱)

くらい言いたくなりましたけど、まあシェアハウスで身を削るくらいには苦労してそうだし、そっと離れることにしました。

以上!ドン!(ワンピース感)

以下、蛇足ゾーン

(え!?ここまで蛇足じゃないの!?というのはナシで(^_^;)(おっさん顔文字))

ここからはせっかく調べた知見を外部に共有しないのはもったいないので、アムウェイについて語ります()

正直、自分のことを被害者だと思っているので、基本的にアムウェイのことを悪く言います。アムウェイ会員の方は読まないでください。読んでも文句を言ってこないでください。

よくわかるマルチ

Q. そもそもアムウェイを含むマルチってなんですか?

A. アムウェイなどの会社自体はあくまで製品メーカー(自称?)となります。そして、その商品の良さを広告ではなく、購入者の口コミによって広げていきます。

そのため、「メーカーから直接買えるから安い」「浮いた分を研究開発に充てているから製品の質が高い」ということを売りにしています。

そして、勧誘された人が登録をして商品を買うと、勧誘した人にも一定のインセンティブが入ります。

なので、いいものが買える!&それを人に勧めることが自分の利益になる!そして、みんなハッピー!というわけですね。なるわけねぇだろ。

Q. マルチって違法ですか?

A. アムウェイなどのマルチ行為自体は違法ではありません。ねずみ講は実態がないのにお金だけのやり取りなので違法らしいですが、アムウェイなどは商品を介するので違法にはならないらしいです。そう(無関心)って感じ。

Q. なんかアムウェイ(マルチ)って悪いイメージあるけど、そうでもないの?

A. 「勧誘(顧客の獲得)=自分の利益」になるため、多くの場合は、この勧誘行為を過剰にしてしまうことで迷惑がられる人が多いようですね。そこから「マルチ=悪」というなんとなくの固定概念が生まれたのだと思います。

あとは、単純に以下のような問題点があるらしいです。

  • 稼げないことのほうが多いのに、あたかも誰でも稼げるように言う(誇大広告=違法)
  • 商品の質の高さをアピールしてくるが、いうほど高くもないので、説明の際に過剰広告してしまう(誇大広告=違法)
  • 勧誘の際に、基本的には何を話すか言わずに呼び出し、来てから「アムウェイだ」という説明をする(ブラインド勧誘=違法)

違法のオンパレードで草

アムウェイ本社としては「これらは社内倫理規定で禁じている」らしいけど、やっぱりこれを助長するようなシステムを野放しにしてる(というかそれが、”実質的なシステムの本質”になってしまっている)ことが問題だと思います。

Q. 「違法行為をしない、世間体を気にしない」から、アムウェイ始めたいんだけど儲かるの?

A. 「儲かる=アムウェイでの収入がアムウェイでの支出を上回る」と定義すれば、儲かっている人はいるようです。しかしながら、ある程度調べ、稼いでいる人の話を聞いた上で、自分はそんなにうまくはいかない and うまく行っても、その維持に苦労しそうだと思います。(詳細は以下)

アムウェイの理想と現実

アムウェイを勧誘してくる人は、アムウェイの仕組みがあたかも「一度作ってしまえば、何もしなくても収入が入る『権利収入』のひとつだ」と主張します。しかしながら、実態は異なるようです。

アムウェイでの収入金額は以下のように決定します。

  • 自分以下のグループ全体の購入金額合計から還元率と取得ポイントを決定します。
  • 取得ポイントに還元率をかけ合わせてそのグループ全体のポイントを決めます。
  • それを小さいグループから上に向かって配分していきます。(末端の個人→その上の世代のグループ→さらにその上の世代のグループ…)

(追記予定)

【付録】面白かったところ(ツッコミどころ)

空気清浄機にこだわる割に、エアコンは古い&ほこりっぽい

若いうちに高価なものやサービスを知って、自分なりの物差しを作っておくのが大事と偉そうに言っている割に、「アムウェイ産=善」という考え方しかできない

アムウェイの商品について

アムウェイ醤油の紹介の際に「これは天皇(皇室)でも使っている醤油だ」と言っていたので、後で調べてみたら、「皇室献上品の醤油を作っている醤油工場(酒蔵のようなイメージ)が作っている廉価版醤油」だった。誇大広告ですね。しかも、そこで買うより高い値段だし。※怪しいブログの情報をもとに調べただけなので違ったらごめんなさい。

ちなみにアムウェイはオンラインストアがあるので、売っている商品は普通に調べたら出てきます。ちなみに、アムウェイオンラインストアで買うより安く売っているお店も多々あります。(詳細は以下)

アムウェイでは、購入金額に応じた還元率があり、それは「〇〇円〜〇〇円なら〇〇%」というように範囲で決まっています。そのため、「あともう少しで次の還元率のラインに届く!」という場合、自分で買い足します(笑)

一応、アムウェイ会員は通常より安く仕入れられるので、卸売業のように転売できれば、それも利益になるのですが、そう簡単に売れるものではありません。アムウェイ会員はもうすでに持っていることがほとんどだし、非会員はなかなか高い金出してまで買おうと思わないし残当…

そして、その余ったある種の在庫を買い取ってくれる業者があるのです!笑笑笑

アムウェイについて調べてたら、アムウェイ公式とか会員のブログでない会社のHPなのに、やたらアムウェイのこと褒めてる記事あるなぁ〜って不思議だったんですよね

いや〜こういうビジネス(笑)の広がりって面白いですね!!!!!

アムウェイ会員の足元見ておきながら、「あなたのアムウェイ生活応援します!」みたいなこと書いてあって笑いました。もうこいつらもアムウェイのこと馬鹿にしてんだろ

なので、その業者から買えばもっと安く買えます笑

あと、はじめシェアハウスでアムウェイ集団に囲まれていたとき、「Googleに勤めている」という人がいました

Googleやめて、働かずに旅だけを続けるために始めたらしいです。(ガチ優秀で、アムウェイでもガチ成功する可能性があるので、「笑」は控えます。)まあ正直、あの集団にいる時点で厳しそうな気はするが…。Mさんがあの集団の長かどうかは知りませんが、Mさん集団としては、「Google社員所属!」と言えて、かなり強い武器ですよね。

アムウェイ公式HPには、「『いつビジネスをスタートしたか』『早く始めたのか』ということはボーナス評価に無関係です。」という記述はあるけど、会員数の増加によって、会員なりうる人も減るのだから、あとから始めたほうが圧倒的不利だろ。というかこの情報社会で、閉じたコミュニティで稼いでいくのも限界があるだろ

と、ツッコみたくなった。

今回の一件で感じたこと

宗教を信じて、宗教を勧めるためなら手段を厭わない、罪悪感を感じない人が、個人的に満足のいっていない現状を打破するために、アムウェイを始めるのはいいかもしれない。

まあほとんどの人が、「この宗教は正しいはずだ。(=ここまで来たら正しくなかったと言う訳にいかない)」という状況だと思いますが。

Kさんの場合、そこまで給料は高くない+労働時間が長い職についており、「アムウェイの外では正当に評価されていない。」と感じているがゆえに(こういう人は多いだろう)、この現状を打破するためにアムウェイを信じるという流れだろう

※ちなみにアムウェイは保育士やSEが多いらしいです(絶妙なブラック具合で、「不満だが、行動する時間を捻出できなくはない」という感じなのでしょうね…)

しかも、その宗教の中には、「既に、アムウェイでお金に困っていなさそう(に見せているだけ)な人」に対する憧れも出てくるだろうし。少なくとも「今の仕事がクソだ」という点では同意してくれるコミュニティである。

さらに労働時間が長いゆえに、一度始めたら、合間を縫ってガムシャラにやるしかなく、振り返る時間がない。特に序盤は、アムウェイだけで生きていくなんて到底無理だし。なんなら、Mも普通に会社員らしい。

「とりあえず藁にもすがる思い(これほど追い詰められている人はいないと思うが)で、アムウェイを信じて、トライしてみる」というのはアリだとは思う。

ただし、より時間がなくなるので、そのコミュニティの中でのみ暮らしていくことになる危険性がある。そうなると、最悪の場合、「アムウェイやっぱ無理だ」となったときに、アムウェイ以外のコミュニティで、周りには誰もいないということに…

そうは言っても、人は誰しも周りの環境にある種「洗脳されている」と言える(家庭、学校、友人、職場などなど)。それがたまたまアムウェイだったというだけ。

自分も今は、「アムウェイがクソだ」という証拠ばかりがある環境で生きているので、「アムウェイはクソだ」と洗脳されています。

ただ、個人的に気になっているのは、やはり「人としての何か」や「これまで自分が築いて来たもの」を壊していると思う+必ず幸せになれるとは限らない(確率も低い)&世間体も悪い

さらに言えば、コミュニティのレベルも低い可能性がある。各分野の専門家(笑?)がいるらしいが、実態は不明。まあ逆にガチで頭が良ければアムウェイの仕組みを利用して、稼ぐことはできそうだったので、そのへんはガチで優秀な人たちかもしれない。

最後に

アムウェイ公式からのお言葉です。胸に刻もう。

何もせずに寝てても儲かる、別の仕事をしている間に自動的に銀行へザクザク入金がある…それは幻想ですし、そのようなトークで勧誘をするのは不実の告知となるため違法です。アムウェイでは、そのような「打ち出の小槌」は昔話の中だけ!と、現実と昔話とを一緒に語らないよう、誤った情報提供には特に注意を払っています。

万が一、「アムウェイは絶対儲かる」と言われて勧誘を受けたならば、それは違法勧誘です。アムウェイとしても厳正に対処しますので、お手数ですがアムウェイ相談室までご連絡をお願いします。

以上

※私は争いを好まないので、今回のことは笑い話として、内輪+当ブログで、語る以上のことはしていません。ここに出てくるKさんやMさんに心当たりのある本人が何らかの対処を受けていても私は無関係です。

ラインはブロックされていなかったので、1年後くらいにKに、「儲かってる〜?」って聞いてみたいな。聞きませんけど。

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